今日も新型コロナウィルスの新規感染者数が過去最多となり、全国で9万人以上が感染とニュースで騒がれていますね。
自分が感染する前までならこの数字を見て、「へえ、そうなんだ。でも実際はもうちょっと多いんじゃないの?」ぐらいに思っていたことでしょう。
しかし自分や家族が感染してからは、「9万人とか嘘やわ。たぶん実際その10倍ぐらい感染してる。氷山の一角でしかない。」と思っています。
では今回は、なぜそのように思うのかについて書いていきます。
比較的軽症者が多い
今猛威を奮っているとされるオミクロン株というのは、感染力は強いものの重症化はしにくいとのことなので、僕たち家族も幸いごく軽症で済んでいます。
症状で言うならほぼのただの風邪と変わらないのです。
僕個人の体感としては、花粉症とほぼ同じです。(むしろ花粉症のほうがツラいまである。)
花粉が多く飛散し始める3月ごろの、あの倦怠感・微熱・鼻づまり・気管支あたりの痒み…ほとんど同じ。鼻が利かないので食べ物の味が分からないっていうのも同じです。
毎年春先には似たような症状が現れるのですが、それによってわざわざ仕事を休んだり人と会うのをやめたり…なんてことにはなりません。
それと同じなんです。
多くの人にとってその程度の症状では自分の生活や経済活動をストップしてまで療養するという判断に至らないと思います。
もちろんそういう人たちがわざわざ病院に行って検査を受けることもないでしょう。
多少の症状があっても仕事に行く人、遊びに行く人、買い物に行く人…そんな人が殆どだと思います。みんな自分の生活がありますからね。
そうしてごく軽い症状の感染者が街に溢れているため、お年寄りや基礎疾患のある人たちに感染してしまい重症化を引き起こしているのだと思います。
そもそも病院で診てもらえない
昨今のニュースでも取り上げられている通り、今医療の現場は逼迫しています。
先日の 罹ってはじめて分かったコロナのヤバさ(育児生活編)でも書いたように、病院で診てもらうための予約の電話がまず繋がらなかったり、繋がっても軽症であれば断られるといったケースが頻発しています。
僕のように「濃厚接触者であり感染がほぼ確定しているけど割と元気な人」は病院にもいけず、PCR検査も受けられず、ただ自宅で療養しているのです。
うちの家族でいうならば、最初に感染が判明した2歳の息子以外は世間に公表されている感染者数にはカウントされていません。
このようなことがめちゃくちゃ多くの家庭や集団で起きていると思います。そう考えると実際の感染者数は9万人どころではないと思えてきますよね。
え?PCR検査受けられないの?
家族にコロナ陽性者がいるということで会社からは自宅待機を言い渡され、僕自身もPCR検査を受けるように指示されたのですが、前述の通り病院では診察してもらえないので病院でのPCR検査は受けられません。
じゃあどうしたらいいんだ?と思って調べてみると、近所でもいくつかの薬局でPCR検査が受けられるとのこと。
早速電話してみましたが、薬局では濃厚接触者やすでに症状のある方は受け付けられません。病院のほうへご連絡下さい。との返答。
いや、病院が無理だから聞いたのに。困った…。
次に、街中にノンアポでも検査が受けられる検査センターがあるという情報を聞いたので早速確認…。
これも、濃厚接触者や症状のある方は受診できません。だと?
え、これどうすんの??
さらに調べると、PCR検査相談センターみたいなところがあったので電話するも、
「これコレこうやって検索すれば、検査機関一覧が見れますので、そこから探して下さい。」
ということなので言われた通り検索してみるも、結局病院やら薬局やらの一覧…。
んんー…これもう無理だな。
結局、PCR検査を受けるには自分が濃厚接触者や感染者であること隠して受けに行くしかないようです。
こんな状況なので、本来なら感染者が行ってはいけないはずの検査機関にも大勢のステルス陽性者が押し寄せているはずです。
まとめ
以上のことから、想像していたよりもはるかに多くの隠れ感染者が普通に生活を送っていて、世の中が感染者の増えてしまう構造になっていることに気付かされました。
個人的には全国で1日9万人どころか100万人ぐらい感染してるだろうと思っています。
果たしてこのままの対応策で感染者数の推移を見ながら経済を回そうとするのか、ガツっとロックダウンや外出禁止令でも出して感染に歯止めをかけるのか、偉い人たちがどのように考えるのか僕にはわかりませんが…。
個人的には、今この致死率の高くないオミクロン株の流行のうちに経済を止めてでもコロナを封じ込めたほうがいいのでは…と思っています。
感染力も致死率も高いハイブリッド株が現れるとホントにもうヤバいですよ。:(;゙゚’ω゚’):
コメント
奈良には良いとこあるぜよ!