これからドラムを始めたい!とりあえずスティックは買った!
あと他に必要なものは…??
そう、チューニングキーです!
スネアやタムの音の調整に必須のチューニングキー。ドラムスローン(イス)の高さ調整にも必要になる場合もあります。
ドラマーなら一つは常備しておきたいアイテムなので、早い段階で持っておいて損はないでしょう。
今回はそんなチューニングキーの種類とオススメをサラッと紹介します!
定番スタンダードな【T字型】チューニングキー
各メーカーから発売されている、ド定番のT字型のチューニングキー。
(↑この商品リンクはTAMAのハート型ですが)
最も安価で気軽に使えますね。
ぶっちゃけ初心者からプロまで、これがあればほぼ問題なくチューニングはできるので、特にこだわりがなければこれを使い続けてOKなんですけどね。
なので、特に買いたいチューニングキーが決まっていないのなら、とりあえず定番のT字型のお安いものを買っておけば良いでしょう。
予備も含めて2.3個持っておいても良いでしょう。
ただ、安価なだけによく紛失しがち。スタジオやライブハウスでもよくドラムセット付近に転がってます。僕も今まで何個無くしたことやら…。
安いとは言え、チューニングキーも楽器の一部です。楽器は大切にしましょう。
ほとんどの物が、キーホルダーなどに通せるように穴が空いています。キーホルダーやストラップのようにして鞄やスティックケースに付けておけば紛失しにくくなるのでオススメです。
ネックストラップ付きチューニングキー
紛失対策にはチューニングキーを身につけてしまうのが手っ取り早い!
てな感じで、首からぶら下げておくと良い感じに。普段のオシャレの一環にも。
厨二病スタイル
ミュージシャンたるもの、誰しもどこかに厨二病気質を持ち合わせていると思うのですよ。
こういうのを普段から身に付けていたって良いですし、ライブの時だけでも、ね。
実際、身に付けておくことで紛失するリスクは低くなりますから。
少ない力でも回しやすい【L字型】チューニングキー
テンションボルトがガチガチに締まって固くなってしまっている場合に、通常のT字型ではなかなか緩まない…なんて事もまれにあります。(古いスタジオの年季の入ったドラムセットとかにありがち)
そんな時にL字型のチューニングキーは力が伝わりやすく、少ない力でも大きく回しやすいのが利点。
強く締めたい時にも、しっかりと締める事が出来ます。
電動ドリルに装着するもの
電動ドリルや電動ドライバーに取り付けて使うタイプ。使いこなせればかなり素早くボルトの脱着が可能ですが、上級者向け。
お使いの工具にしっかりフィットするかの確認が必要。
使い慣れるとチューニングや手入れのスピードと精度が爆上がりするようです。
トルク式チューニングキー
ある程度のテンションがかかると空回りするようになるので締め過ぎを防止し、全てのボルトを均等に締めることができるので、手軽に正確なチューニングが可能になる優れもの。
もちろんそのテンションの幅も調節可能です。
チューニングに自信が無い…でも均一にチューニングしたい。という方にはうってつけ。
栓抜き型チューニングキー
見た目の通り、栓抜きにもなるチューニングキーであり、チューニングキーにもなる栓抜きです。
ライブの打ち上げなんかで瓶ビールを開けたい時、これを持っていれば話のネタにもなってバンドマンとしての交流が深まるかも知れませんね。
まとめ
今回ご紹介したものはこちら
- 定番のT字型☜初心者オススメ
- ネックストラップ付き
- L字型
- 電動ドリル
- トルク式
- 栓抜き
もちろんこれ以外にもいろいろな種類のチューニングキーが存在します。
実際に手に取ってみてしっくりくるものを買うといいですが、迷うならとりあえずT字型のものを選んでおけば間違いないでしょう。
ドラマーの9割は主にT字型のものを使っていますし、個性的なものを選ぶのは後になってからでも充分です。
個人的にチューニングキーは、とにかく常に紛失との闘いだと思います。
どんなチューニングキーを買おうとも、失くさないためにキーホルダーやストラップを付けておくことをおススメします。
せっかく高価なものやお気に入りのものを手に入たのに失くしてしまってはメンタル的にも上がりませんからね。
ドラムはメンタルスポーツ。精神状態が音に現れます。
いつも最高にゴキゲンな状態でドラムに向き合えるよう、お気に入りのチューニングキーで最高のチューニングに整えておきましょう。
おしまい!
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