【ハンターハンター】レスバ民族クルタ族クラピカの煽り暴言【クラピカ構文】

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HUNTER×HUNTER
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勤勉で博識な知的キャラでありながら、要所で人を煽るような暴言に定評のあるクラピカ。

そのくせ自らは煽り耐性が低く、すぐ目を真っ赤にして怒っちゃうもんだから、クラピカのせいでクルタ族全体がこういうレスバ民族なのではと噂されるほど。

思えば登場初期から「品性は金で買えないよ」と、レオリオさんを煽り散らかしていた彼。

今回はそんなクラピカの数々の煽り暴言を集めてみました。

煽り文句の数々

この世で最も愚かな質問の一つだな。

この世で最も愚かな質問の一つだな
出典:集英社 HUNTER×HUNTER1巻 冨樫義博

ハンター試験会場へ向かう船内にて、船長から「何故ハンターになりたいか」を聞かれた際のやりとり。

物語中初めてクラピカが人を煽る発言を見せたシーンがこれで、見事に一言も二言も多く付け足してレオリオをイラつかせています。

品性は金で買えないよ
出典:集英社 HUNTER×HUNTER1巻 冨樫義博

その直後、レオリオの志望理由を聞いていたクラピカは「品性は金で買えないよ レオリオ。」と更に追撃。

これにレオリオも「薄汚ねェクルタ族とかの血を絶やしてやる」と応戦したことでバトルに発展しました。

あきひと
あきひと

念習得前のケンカでよかったー。今だったらたぶん鎖で締め殺されてたよ…

↓35巻のオマケページでも言ってる…

出典:集英社 HUNTER×HUNTER35巻 冨樫義博

私の合格が不自然なら、不戦勝での合格も自然とは言えないな

出典:集英社 HUNTER×HUNTER5巻 冨樫義博

ハンター試験終了直後、キルアの不合格をめぐって議論になり、その中での一幕。

ポックルがクラピカに「あんたの合格も相当不自然」と吹っ掛けたことに対しての反論。

「不戦勝での合格も自然とは言えないな」と、不戦勝で合格となったポックルに対してまるで「実力不足のくせにしゃしゃり出てくんじゃねぇよカス。」と言わんばかりのカウンターをお見舞い。

さすがレスバ民族。華麗な煽り返しでまたも一触即発の場面でしたが、ゴンが「どうだっていいんだそんなこと」と、イルミに対してキレていたこともあってその場は収まりました。

これ以降クラピカとポックルがお互いをどう思っているのかは不明…。

師匠であるイズナビとの会話。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER9巻 冨樫義博

ウボォーギンとの戦闘の最中に挟まれる回想シーンにて。

目上の人間であろうとお構いなし。「貴様に何がわかる!」と、師匠に対しての発言とは思えない程には失礼な態度と言動。完全に舐めてますね。

「絶対にちぎれない鎖は無理だが、限りなくそれに近づけることはできるぜ?」

と聞くなり、手のひら返し。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER9巻 冨樫義博

イズナビさん、可愛げのない弟子に結構イラッとしてますね。

“制約と誓約”についてをイズナビから教わったことで旅団と対等以上に戦える力を手に入れたクラピカ。

態度は悪いですが、師匠として一定のリスペクトがあったからこそ関係が続いて、BW号編でイズナビが再登場することになったのでしょう。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER35巻 冨樫義博

35巻にて。改めて人差し指の鎖の能力についての補足回想のシーンでもやっぱり「お前」呼ばわりw

別にお前でも

別にお前でも
出典:集英社 HUNTER×HUNTER11巻 冨樫義博

ヨークシン編にて、オークションに出品されていた緋の目を落札し持ち帰る道中。

クラピカがハンターとなった目的の一つである緋の目の奪還。

その最初の一つを取り戻した直後のこと。(ただし、この緋の目はコルトピの能力による模造品コピー

最高にメンタルが昂ってキマっちゃってるところに、メンツを潰されたとブチギレて現れたのが十老頭直系マフィアのボスであるゼンジ。

銃口を向けられてもクラピカは全く動じる事なく、「やめておけ…誰でもいい気分なんだ。別にお前でも」と威圧。

マフィアのボスとはいえ、銃を持っただけの一般人がこんな状態のクラピカに敵うはずがなく、気迫だけで制圧することに。

おそらくクラピカ史上でも過去イチの禍々しいオーラを纏っていたため、念を知らない人間なんて相手になりませんでしたね。

女の子かと思った?残念クラピカでした

出典:集英社 HUNTER×HUNTER12巻 冨樫義博

クロロを捉えた際の車内。

クロロの「鎖野郎が女性だとは思わなかった。」というセリフに対し、

「私がそう言ったか?見た目に惑わされぬ事だな。」

さらに、「何がお前の最期の言葉になるかわからんぞ?」

…と煽り始めるも、同胞の最大の仇を目の前にして冷静でいられるはずもなく、クロロの挑発的な態度にどんどん取り乱していくことに。

こんな状況でも余裕のクロロに怒りを抑え切れず顔面をボコボコに殴るも、「昼下がりのコーヒーブレイクのようなもの」と言われて目が真っ赤っか…。

自らの煽り耐性の低さを露わにし、レズバ的には完全に敗北しましたね。

かける念があるのだから、外す念もあるすると考えて当然

出典:集英社 HUNTER×HUNTER15巻 冨樫義博

「人にかける念があるのだから逆にはずす念が存在すると考えるのは至極自然な発想だと思うが?」

「○○だと思うが?」というクラピカ構文。日常で誰かを煽りたい時にお手軽に使える構文ですね。

キルアが「クロロにかけた念が除念されるかも」と、せっかく心配して連絡してやってんのに酷い言い方。

直前の、「当然だろう」も何気にポイント高いです。

普通に友達を心配してるのにこんなふうに返されたら、「あ、もうコイツほっとこ。」って思っちゃいますね。

友人に対してもこのような棘のある言い方をしてしまいがちなクラピカだからこそ、「一人で戦い抜く力が欲しい」と考えるのはある意味正解なのかもしれません。

ここから先は慎重に言葉を選べ

出典:集英社 HUNTER×HUNTER33巻 冨樫義博

ハンター協会員としての大先輩であり、二つ星ダブルハンターとして大きな功績を残しているミザイストムに向かっても全く媚びることなくこの態度と発言。初対面なのに。

感情むき出しで目を真っ赤にして威嚇しています。

いつの間にかほとんどの緋の目の回収に成功していたクラピカですが、残る緋の目の所在が掴めず相当苛立っていた模様。

そんなところにミザイストムが押し掛けて来て、「緋の目を探しているそうだな」と、デリケートな話題にいきなり持ち込まれてこの態度。

しかし「緋の目の所在がわかった」と告げられると態度をコロッと変え、暗黒大陸への渡航に同行することを決めました。

イズナビとの会話の時もそうですが、自分の利益になりそうな話なら手のひらクルクル返すクラピカ…可愛いやつよのぅ。

普通の理解力があれば確認は不要だと思うが?

出典:集英社 HUNTER×HUNTER33巻 冨樫義博

また出ました!「○○だと思うが?」構文。

「成功報酬はキッチリ貰うわよ?」と会話の流れで確認したビスケに対して、この煽り文句。

わざわざキルア経由で紹介してもらって、これから王位継承戦の中で連携していこうって時にわざわざこんな上から目線で棘のある言い方しなくてもw

しかしその直後に、キルアから聞いていたようにビスケをお姫様扱いすることで丸く収めましたが。

あきひと
あきひと

クラピカがビスケの実年齢や本来の姿を知ってたのかどうかは謎ですね。

もうちょっと年上を敬えクラピカ…。

束ねる王子の程度も知れるな〜ここまでがワンセンテンスだ宜しいか?

ここまでがワンセンテンスだ 宜しいか?
出典:集英社 HUNTER×HUNTER35巻 冨樫義博

BW号編の船内にて、王位継承戦を長引かせ膠着状態を作るために念能力の講習会を行うこととなったクラピカ。

各王子の護衛兵等が様々な思惑で集まり緊張感が高まるなか、第4王子施設兵のミュハンが場を乱す行為でクラピカを挑発した場面。

ケンカ腰スラム流でしか話が出来ないのか?

束ねる王子の程度も知れるな

———という『誤解』をもたらしかねない言動は慎んだ方がいい…。」

「ここまでがワンセンテンスだ 宜しいか?」

「束ねる王子の程度も知れる」という言葉にブチギレ寸前のミュハンでしたが、仲間に制止され踏みとどまります。

このシーンについては、クラピカから煽ったというよりミュハンが先に吹っ掛けているので悪いのは完全にミュハンなんですけどねw

クラピカも銃を構えて臨戦態勢をとっていたので危うく発砲沙汰になるところでした。

隙を伺っていた“11人いるサイレントマジョリティー”の使用者にも「想定を超える馬鹿」と揶揄されていました。

恥を知れ恥を

ところでこのシーンを見て僕が思い出すのは、実際に一時話題になった、元安芸高田市長の石丸伸二氏が議会のなかで「恥を知れ恥を!」という強い言葉を議員に投げかけた場面なんです。

恥を知れ! 恥を!

 ……という声があがってもおかしくないと思います。どうか恥だと思ってください。

議会中に居眠りをする議員に対して、このように強い口調で叱責しているかのような場面。

「恥を知れ!恥を!」という部分が切り取られて拡散された事で、強く人々の印象に残った言動ですね。

石丸氏のこの発言とクラピカの発言、性質がとても似通っています。

両者とも前半の強い言葉で相手を煽りながらも、少し間をおいて後半の言葉を付け加える事で、「私が言ってるんじゃないよ?そう思われても知らんよ?えっ、何怒ってんですか??」というニュアンスでさらに追い討ちを掛けつつ、自分の逃げ道を確保しています。

言われた方は図星で相当イラつくでしょうが、反論もしにくいので効果は抜群の煽り方ですね!

「死ね」

出典:集英社 HUNTER×HUNTER0巻 冨樫義博

こちらは0巻“クラピカ追憶編”でのエピソード。

シンプル且つどストレートに、「死ね。」

この頃はさすがに人を上手に煽る語彙力は備わっていなかったんですね。

街のチンピラに絡まれ理不尽な要求をされ、友人であるパイロをバカにされたことでブチギレして緋の目発動。

幼少期のクラピカでしたが、大人を相手にしても一方的にボコボコにしています。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER0巻 冨樫義博

それだけ緋の目になった時は戦闘力が上がって力を発揮するということが示されています。

もしかしたら念能力の制約とかいう以前に、緋の目になったら寿命が縮む代わりにとんでもない力が発揮できるという特殊能力がクルタ族には備わっているのかもしれません。

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その他 ちょいギレクラピカ

出典:集英社 HUNTER×HUNTER3巻 冨樫義博

ハンター試験の三次試験、トリックタワーにて対戦相手のマジタニにマジギレ。

自らを「旅団四天王の一人」とか言ってありもしない設定を盛ってるマジタニさん。蜘蛛の刺青に団員番号もふってないし、「こいつ、幻影旅団を何にも分かってないバカだな」とクラピカには瞬時に見抜かれましたね。

ただ蜘蛛を目の前にちらつかされただけで緋の目発動させてブチギレのクラピカさん、大人がなかったな…。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER6巻 冨樫義博

ハンター試験(表)に合格し、意気揚々と裏社会の仕事を狙いに訪れた斡旋所千耳会。そこでも 「ライセンスは持っとるやろがい!」ってイキってたけど、お姉さんに「ヒヨッコ以前」と追い返されたクラピカさん。求職者の態度ではないw

出典:集英社 HUNTER×HUNTER9巻 冨樫義博

ウボォーギンとの戦闘中、“隠”を使って攻撃を仕掛けてきたウボォーギンに対して「“隠”を使えるとは思わなかった」みたいなこと言ってたけど、あれも結構パンチの効いた煽り。

そりゃあクラピカよりもずっと前から念を磨いてきた、いわば念能力の先輩なんだから、“隠”ぐらい当たり前に知ってるし使うよって話で。

能力的に小細工がしにくい強化系人間の戦術としては当たり前なんじゃないかとは思いますが、「単純バカの脳筋強化系のくせにそんな小細工をするとはな。」といったニュアンスを含んでいて、切れ味の鋭い煽り文句ですね。

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終わりに

今回は、「クラピカ構文」とも呼ばれるクラピカの煽り文句を集めました。

いまだ休載の続くHUNTER×HUNTERですが、今後の展開の中でクラピカが新たにどんな煽り発言を繰り出してくれるのかが楽しみです。

博識博学で強力な能力を持っていて仲間としては頼もしい彼ですが、性格面を考えるとクセが強くて友達として仲良くなるのは難しそう…。

状況判断力や洞察力に優れていて仕事が出来るタイプで、間違っていることには鋭く切り込んで自分の意見をしっかり主張する性格。

ビジネスパートナーとしてはめちゃくちゃ優秀でしょうね。

クラピカのような煽り構文を日常的に使っちゃうと高確率で信頼関係を損なうことになると思います。

実際にこのような煽り言葉の使用はHUNTER×HUNTERファンの仲間内で、冗談の通じる相手にだけにしておきましょう…。

それでは!

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