【ハンターハンター考察】レオリオの強さ・能力・ポテンシャル

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HUNTER×HUNTER
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物語最初期から登場するも、長らくの間今ひとつ活躍の場が少なかったレオリオさん。

初登場時はオラつきがちな性格でまるでチンピラか思いきや、実は作中でも屈指の心の優しい常識人。

そんな彼も会長選挙編にて再登場した際には大いに活躍を見せ、十二支んに加入するなど、今後の更なる活躍も期待されています。

長らく謎に包まれていた彼のフルネームがレオリオ・パラディナイトであると明らかになって、眩しすぎるそのフルネームに全ハンタファンがざわついたことでしょう。

ゴンやキルア、クラピカと比べると戦闘面での活躍は少ないものの、人間味あふれるキャラクターとポテンシャルの高さから多くのファンに愛される存在のレオリオ。

今回はそんなレオリオについて見ていきましょう。

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性格

出典:集英社 HUNTER×HUNTER8巻 冨樫義博

レオリオの性格を一言で言うなら、情熱的で直情的、そして仲間思いなキャラクターです。

初登場時は金銭や地位にこだわる軽薄な印象を与えることがありましたが、それは彼の過去や目標に深く根ざしたものでした。

クラピカもすぐに彼の本質を見抜いて、「底が浅いとは思わない。」と言っていましたね。

あきひと
あきひと

ドキドキ二択クイズの婆さんを殴ろうとしてたのはちょっと擁護できないけど…

レオリオは、親友を病気で失った経験から医者を目指し、貧困層でも治療を受けられる社会を作りたいという信念のもと、ハンターを志しました。

そういった背景が、彼の行動原理の核を形成しています。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER1巻 冨樫義博

↑序盤から、医者としての適性と人への優しさを持ち合わせている描写が見られます。

後の選挙編にて彼の念系統が放出系だとわかりますが、まさに放出系といった感じの性格(短気で大雑把)で、感情をストレートに表現する衝動的な一面を見せることがしばしば。

特に選挙編でのゴンへの思いを訴える演説や、ジンへ遠隔パンチのシーンでは、その性格が全面に押し出されており、彼の熱い性格が多くの人の心を動かすこととなりました。

ジンもまた、レオリオを大きく評価していていましたね。

あきひと
あきひと

でもまぁ「うす汚ねぇクルタ族」発言はちょっと酷すぎるw

出典:集英社 HUNTER×HUNTER12巻 冨樫義博

ヨークシン編での幻影旅団を相手にした立ち回りも、レオリオのここ一番での心の強さが描かれています。

このように、レオリオの性格は「熱さ」と「優しさ」のバランスが魅力であり、物語の中で感情的な支柱としての役割を果たしています。

メイン主人公4人の中で、ゴン・キルア・クラピカの3人は心に「闇」を抱えている部分が見受けられますが、レオリオだけは「光」を感じさせる人物です。

まさに「パラディナイト」の名に恥じない、希望の光に満ちた人物なのです。

スケベな一面

HUNTER×HUNTERの登場人物で唯一?スケベ枠担当の人。

そんなスケベな性格もまた、レオリオの人間味のある魅力の一つですね。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER1巻 冨樫義博

ハンター試験へ向かう船内で(おそらく)エロ本読んでたり。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER3巻 冨樫義博

ハンター試験の三次試験、レルートに負けて悔いなし!

出典:集英社 HUNTER×HUNTER32巻 冨樫義博

ゴンやキルアが大変な時にズリセンこいて女連れ込んでたとか。

…ズリセンは忘れてくれ…。

オラつきっぷり

出典:集英社 HUNTER×HUNTER1巻 冨樫義博

初登場時は特にオラつきが目立ちました。

クラピカへの「うす汚ねえクルタ族のとかの血を絶やしてやる」発言や、ドキドキ二択クイズの婆さんへの態度など、初期はチンピラ感が漂っていましたね。

そのオラオラっぷりを良い方向で発揮して仲間をサポートするシーンもしばしば。

ゾルディック邸訪問の際の、執事に対してのキレっぷりや、ヨークシンでの強気の値切り交渉など。

幻影旅団相手にも、迫真の演技でゴンたちに情報を伝える。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER12巻 冨樫義博

…などなど。

特に選挙編ではそのオラつきっぷりが良い方へ転んで皆の心を掴みました。

仲間の精神的な支えとして頼もしい存在です。

そんなレオリオだからこそ、ハンター協会の支えになるべく、十二支んのメンバーとして迎え入れられたのでしょう。

周囲からの評価

レオリオは決して戦闘能力に長けているわけではないですが、そのアツさやリーダー的気質もあって、周囲から高く評価されています。

彼の秘められたポテンシャルは非常に高いと考えられ、ハンターとしての資質は十分なようです。

あきひと
あきひと

やはりハンター試験ルーキー合格は伊達じゃない。

ネテロからの評価

出典:集英社 HUNTER×HUNTER5巻 冨樫義博

ハンター試験の最終試験のトーナメント表は、ネテロの独自の評価によって構成されていました。

そこでレオリオは、武道家であるボドロよりも戦闘能力を評価されています。

作中で語られてはいないものの、この時点でネテロはレオリオのポテンシャルに気付いて彼を高く評価していたのかもしれません。

ヒソカからの評価

出典:集英社 HUNTER×HUNTER2巻 冨樫義博

ハンター試験の二次試験会場への道中、ヒソカに殴り飛ばされながらも、「合格」との評価。

二次試験会場まで担いで運んでもらうというサービス付き。

実力で敵わないと分かっていながらも立ち向かう様子が、ヒソカから見て良いオーラを感じさせたのかもしれません。

四時試験でヒソカと対峙した時も見逃されているのはそういう部分があってのことでしょう。

センリツからの評価

出典:集英社 HUNTER×HUNTER13巻 冨樫義博

ヨークシン編終盤での会話にて

「クラピカをよろしく頼む。」と言うレオリオに対して、

「この街で会った誰よりもいい心音がする」と、レオリオの本質を評価しています。

あきひと
あきひと

まぁヨークシンではマフィアやら幻影旅団やら、血の気が多いヤバい人ばっかりでまともな心音の奴がほぼいなかったでしょうし…

ジンからの評価

出典:集英社 HUNTER×HUNTER32巻 冨樫義博

選挙編で、「レオリオに会えたのが1番の収穫(あれは伸び代デケーぞ)」と。

作中最強格のトップハンターであるジンにそう言わしめるということは、まず間違いなくレオリオのポテンシャルの大きさは確かなものだと感じさせられ、読者としても今後の成長に期待がかかります。

チードルからの評価

ハンター2年目のほぼルーキーのレオリオを、ハンター協会員幹部である十二支んに迎え入れました。

選挙編での活躍と、協会員からの支持を得たことでレオリオを必要な人材だと見越しての勧誘で、レオリオにすれば願ってもない大出世です。

暗黒大陸攻略を医療班としてサポートする予定。

身体能力とポテンシャル

出典:集英社 HUNTER×HUNTER5巻 冨樫義博

メイン4人の中では能力が低い非戦闘要員と思われがちなレオリオですが、常人離れした力を持っている描写も多く、さすがに並の人間ではありません。(ハンター試験に合格している時点でそりゃそう。)

キルアの家に行った時、ゴンよりも重い2の門(8トン)まで開けたり、ヨークシン編での条件競売腕相撲でもムキムキのアニキの腕をへし折りながら余裕で勝利していました。

ポテンシャルの塊であるレオリオは、おそらく自覚無くある程度の念能力の基礎を体術に応用出来ているのかもしれません。

後述しますが、“纏”は習得しているため、力自慢の一般人レベルでは相手にならないぐらいにはそもそも強いのです。

念を独学で習得した?

出典:集英社 HUNTER×HUNTER9巻 冨樫義博

ゴンに、「それは纏って言って…」と、言われて「念って他にもあんの!?」ってシーン。

「念ならもう覚えたぜ」ってカッコよく言ってたのはやはり本人の思い違いでした。

レオリオの間抜けな部分を表すギャグ的な一コマでもありますが、ここから考え得るのが、念能力の存在に自力で気付いた説です。

レオリオがどのように「念」の存在を知ったのかはいまだ不明なのですが、本来念能力は「裏ハンター試験」として、先輩ハンターに師事して教わるモノのはずなのです。

もし、ちゃんとした師匠がいるなら、念能力の基本である四大行(纏・絶・練・発)や念系統について必ず教わるはず。

もしかしたら、まだ念の修行を始めたばかりの段階で師匠から「纏」を教わったのをレオリオが早とちりで勘違いしていた可能性もありがすが…。

このことから、レオリオは医大合格のための勉強をする一方で、独学で念能力やオーラの存在に気づいて修行していた可能性が考えられます。

医大合格を目指して勉強しながら片手間で“念”というものに気付き、自力で「纏」を会得したのかもしれないのです。

だとすると、レオリオのセンスやポテンシャルは半端ないのでは…と、推測できます。

1000万人に1人の才能と言われるゴンとキルアでさえ、初めて“念”に触れた際にそれが何なのか分からずに戸惑い、ウイングさんに無理矢理精孔をこじ開けてもらって念能力に目覚め、しっかりとした説明や指南を受けて念能力を習得していきました。

そのことを考えると、“纏”までとはいえあの段階で体得していたレオリオのポテンシャルも1000万人に1人クラスなのではないかと考えられます。

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念能力

出典:集英社 HUNTER×HUNTER8巻 冨樫義博

ヒソカのオーラ別性格診断によると「短気で大雑把」とされる放出系。

レオリオは心優しい面もありつつ、表面上はまさに放出系って感じ。

(個人的には「人情深い」っていうのも放出系の性格に当てはまると思っています。)

そんなレオリオが初めて能力を見せたのが選挙編。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER31巻 冨樫義博

ジンを遠隔パンチで殴ったことで多くのハンター協会員の心を掴みました。

あきひと
あきひと

ゴン達がグリードアイランドやキメラアントと戦っている間にちゃんと“発”まで身に付けていたようですね。勉強しながらちゃんと念の修行もしていたみたいでよかった。

放ったオーラが地面を伝わり離れた場所の対象を殴るというシンプルな能力で、おそらく特殊な効果が付与されているわけではなさそうです。

レオリオの直情的な性格を表した能力ですね。

この能力は他の主要キャラクターに比べるとまだまだ発展途上であり、戦闘での実用性や能力としての練度もそんなに高くはなさそうです。

しかし、シンプルな能力だからこそ応用が効く可能性が考えられます。

たとえば、遠隔攻撃の範囲を広げたり、複数のパンチを同時に放ったり。

そして作中でジンが言っていたように医療に応用してオーラで患部を刺激したり、外科手術のように精密な操作を行う技を開発するなど、工夫次第で多様な展開が考えられます。

出典:集英社 HUNTER×HUNTER33巻 冨樫義博
あきひと
あきひと

念能力を磨き上げればめちゃくちゃ有能な医者になれそうですが、たぶんレオリオは強化系寄りの放出系っぽいから、オーラを繊細に操作するのには手こずりそうな気はしますが…

実際にレオリオが医者を目指していることを考慮すると、彼の能力は戦闘よりも医療に活かす方向で設計していくべきでしょう。

現時点では修練が不足しているため、念の威力や精度が他のキャラクターに劣る印象です。

それでも選挙編でジンに一撃を加えたシーンは、彼の潜在能力の一端を示しており、これからの成長に期待が持たれます。

ジンが「伸び代デケーぞ」と言ってたし。ジンが言うんだからきっと間違いない!

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まとめ

情熱と優しさを兼ね備えた、作中屈指のポテンシャルを持ち合わせたお兄さん。それがレオリオ・パラディナイトという男です。

戦闘力では他の主要キャラに劣るものの、仲間思いの性格と医者としての目標、そしてその情熱とリーダーシップによる影響力が彼の真の強さだと言えるでしょう。

暗黒大陸へと向かうBW号に乗船していますが、今のところ特に目立った活躍は描写されていません。

今後のストーリーに何らかの形で関わってくるとは思われますが、果たしてどんな活躍を見せてくれるのか、、。

今後のレオリオの成長と活躍に期待せずにはいられませんね!

↑最新のゲームにて、レオリオの遠隔念パンチが見れる!

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