今回は微グロ注意。
物語の要所要所で何かと腕を失いがちなハンターハンター。
悲しくも腕をロストしてしまった人たちを見ていきましょう。
ハンター試験でヒソカの奇術にやられた人

実はHUNTER×HUNTERの作中で最初に腕をやられたのは他の誰でもない、名もなきハンター試験受験生の彼。
人にぶつかったらちゃんと謝るということを知らなかった為にこんな目に…。
ジョネスに腕をむしり取られた警察官

こちらもメインキャラではなく、回想シーンに出てきたモブ。
ジョネスを捉えてパトカーに乗せた警察官。
気付いたら腕がこんな事に…。
腕を切断したわけではないですが、これはもう、ほぼ腕を失ったと言えるほどの重症でしょう。
ヒソカ(2回)
天空闘技場カストロ戦

天空闘技場でのカストロ戦にて、カストロの虎咬拳によって右腕をロスト。
しかしカストロの能力を見抜いたヒソカは、結果的に余裕で勝利。
試合後、マチの念針縫合によって腕を接合してもらって完治しました。
天空闘技場クロロ戦

この時は腕というより、指先から手のひらを損傷。サンアンドムーンによる念人形の爆発で。
この後、右足も同じく爆発によって損傷。
結果的に試合に敗けて死亡するも、死後強まる念により復活しました。
欠損した部位を自らのオーラと“薄っぺらな嘘”を駆使して見た目を再現しているのが現状で、この状態のヒソカがBW号船内でどのような立ち回りを見せるのかが今後の注目ポイントになっています。
ゴン(2回)
後先考えない性格のゴンくんも、2回腕を失っています。(ハンター試験でも危うくハンゾーに切り落とされるところだった)
ゲンスルー戦

ゲンスルーの“一握りの火薬”によって腕を吹き飛ばされたゴン。
左腕を完全に捨てて、代わりに足にオーラを集中した蹴りによる攻撃でゲンスルーに一泡吹かせることに成功。
この行動によってゲンスルーはゴンのことを「完全にいかれてやがる」と認識し、自らが言っていた「いかに冷静でイカれてるか相手に理解させるのがコツだ」という言葉のブーメランで伏線回収を果たしました。
この戦いは結果ゴン側の作戦勝ちとなり、両腕の怪我も直後に入手した「大天使の息吹」によって完治することとなりました。
ネフェルピトー戦

色々あってゴンさん化したゴンが、圧倒的な力でピトーを撃破…したかに見えた直後、死後強まる念によって強化されたピトーのテレプシコーラによって右腕をロスト。
「カイトと同じになれた」と安堵すら見せたゴンさんですが、切断された右腕をピトーの胴体にぶっ刺し、渾身の一撃で撃破。
その後は誓約の反動で昏睡状態に陥りましたが、紆余曲折を経てアルカの能力によって完治しました。
しかしそれ以降ゴンはオーラが見えなくなり、念能力を失った状態で物語の舞台からは降りている状態です。
現状、物語の主人公はジンやクラピカに移り変わっていると言えます。
今後ゴンがHUNTER×HUNTERの主人公として返り咲く時はくるのでしょうか…。
関連記事:ハンターハンター38巻の表紙は何故ゴンなのか?意味や伏線を考察
カイト

ネフェルピトーの急襲によって一瞬で右腕を切断。
とんでもなくヤバい敵が現れたということを瞬時に理解させられました。
キルアがゴンを担いで逃亡し、カイト1人でピトーに応戦しますが、結果は…
「僕ちょっと強いかも」のシーンへと繋がり、読者に衝撃を与えるとともにキメラアント編の絶望感を演出することとなりましたね。
メルエム

コムギとの軍儀の際、コムギの動揺を誘うために「其方が負けたら左腕をもらう。」と、賭けをもちかけるメルエム。
しかしコムギは常に軍儀に命を賭けていることを知り、「覚悟が足りなかったのは余のほうだ。」「これで許せ。」と、自らの左腕を引きちぎる暴挙に。
さすがの護衛軍たちも王のまさかの行動にドン引き。
コムギが盲目だったからこそ、その様子を直視せずに済みましたが、もしこんなのを見せられたら言葉を失って気絶しますね…。
この行動の結果、宮殿周辺を“円”で見張っていたネフェルピトーが王の治療に専念することになり、宮殿への侵入のチャンスが生まれ物語が大きく動くこととなりました。
ネテロ

メルエムとの直接対決。
常人には到底太刀打ち出来ないレベルのパワーとスピードを誇る百式観音の猛攻を掻い潜り、ついにメルエムの攻撃がネテロの右足を仕留め、次いで左腕も切断。
しかしネテロ曰く「祈りとは心の所作」らしいので、腕がなくとも変わらず百式観音は発動出来てしまいます。

相手が普通の人間なら、強すぎてどうしようもないな!
この絶望的状況から放った奥義、“零の手”ですらもメルエムには有効なダメージを与えられず、最終手段の“貧者の薔薇”の起爆へと繋がっていきました。
関連記事:【ハンターハンター】メルエムを倒した“貧者の薔薇”の毒は放射能なのか
まとめ
HUNTER×HUNTER作中で腕を失った人たち
- ハンター試験受験生58番
- ジョネスを捕まえた警察官
- ヒソカ
- ゴン
- カイト
- メルエム
- ネテロ
特にキメラアント編はそのダークな雰囲気もあって、グロい描写が多かったですね。
厳密に言うとゴンやキルア・幻影旅団と戦ったキメラアントたちも腕を切断されていたりはするのですが、腕どころか身体ごとぶった斬られて絶命したりしているのでカウントに入れていません。

さすが虫なだけあって、簡単に腕千切れてる感じが…。
幽思えば遊白書の時も、腕が切られるシーンがいくつかあったような…。冨樫先生の得意な描写なのかもしれませんね。
もうこれ以上、メインキャラたちの腕が犠牲になりませんように..!