ドラムマニアをプレイすることによる本物ドラムへのメリット

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ドラムの話
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全国のゲームセンターにドラムマニアというゲームがありますよね。

僕自身も実はあのゲームが世に出た1999年の初代の頃からプレイしている古参者です。(XGシリーズになった頃からあまりゲーセンに行かなくなったので触れる機会は激減しましたが…)

ネット上では、「ドラマーにとってドラムマニアは変な癖が付くから良くない。」とか、「あんなのドラムじゃない。ゲームが上手くても本物が上手いわけじゃない。」など、デメリットやネガティブな面を捉えた意見が多く見られます。

確かにそれらの意見は概ね正しく、あまりにドラムマニアに慣れ過ぎると本物とのギャップが大きくて困る事もあるかとは思います。

しかし、ドラムマニアをプレイすることで本物のドラムを叩くのに良い影響を与える部分も実は結構あるんです。

僕は正直、この恩恵は馬鹿に出来ないと思っています。巷で囁かれるデメリットを天秤に掛けても余りあるメリットがあると考えています。

今回は、あまり語られる事のない「ドラムマニアをプレイすることによるドラムへのメリット」の部分についてご紹介します。

補足: 「ドラムマニアを1回や2回ゲーセンでやったことがある」というより、それなりにやり込んである程度ドラムマニアに慣れている という前提でのお話です。

様々なジャンルの曲に触れられる

なんと言ってもこれが最大のメリットです。

初代ドラムマニアから現在に至るまで、版権曲やゲームオリジナル曲を合わせて膨大な数の曲が収録されてきました。(延べ曲数は詳しく分かりませんが、軽く1000曲以上になるかと。)

万人に向けて作られたゲームであるという性質上、新規プレイヤーから玄人プレイヤーまでを飽きさせないための工夫がなされ、数多くの曲を追加収録して進化してきました。

ゲームとして飽きさせないために、流行りの版権曲からゲームオリジナルのロシア民謡まで、多種多様な楽曲が収録されています。

幅広い音楽が収録されていて、そのそれぞれにゲームとして面白くなるようなドラム譜面が用意されています。(中にはドラムとはかけ離れた無茶な譜面のものもありますが…)

ドラムマニアをやっていなければ普段触れることのないような音楽に触れられることができ、ゲームを楽しめば楽しむほどその音楽に興味が持てるはずです。

たかがゲームとはいえ、そこから得られる知識やインスピレーションにこそ、ドラマーにとって大きな価値があるのです。

自分の引き出しを増やせる

ドラムマニアには多種多様な曲が収録されていて、そのぶん曲の基本となるリズムパターンや要所で入るフィルインも数え切れないほど色々なものが存在します。

普段よく聞くロックバンドとかだと、ほとんどの曲が基本的なエイトビートで構成されていたりしますが、ドラムマニアをプレイしているとそんな常識が打ち崩されることがあります。これがホントにタメになるんです。

僕の場合で言えば、初代ドラムマニアの【Depend on me】なんかは衝撃だらけでした。

昔からのファンの間では名曲として名高いこの曲ですが、普通のバンドであれば終始ハイハットやライドシンバルでシャッフルビートを刻むのが王道であり定石と言えるでしょう。

ところが当時の初代ドラムマニアでのこの曲の立ち位置が中ボス的なものであったこともあってか、終始トリッキーな譜面で構成されているので、当時のプレイヤーを困惑させたことでしょう(笑)

まず冒頭からのリズムパターンが特殊です。当時初見でアレに対応できた人などいるのでしょうか…笑

あきひと
あきひと

イントロ〜AメロBメロにかけての基本パターンの、ハイハットを裏で叩かせる感じのアレ…お恥ずかしながら未だにアレを何と言うのか知らないんです…。

イントロからBメロまでの間のリズムパターンに翻弄されながら、ようやくサビにたどり着いたところでまた衝撃。(ここからがこの曲の真骨頂)

まさかのタム回しでリズムを形成するという発想。

当時、「(普通はサビで素直なビート叩いたりするやろー!)」って心の中で叫びました。

しかしこのタムでのフレーズがこの曲を強烈に印象付けるものになっているんですよね。

全体を通して不思議なビートで構成されていることが、この曲を名曲たらしめる要因の一つだと思っています。

あきひと
あきひと

後に発表されたlong versionでは割と純粋なシャッフルビートで全体が構成されていますが、そちらもまた違った良さがあるので一概にどちらが良いとは言えませんけどね。

こういった発想を自分の引き出しにどんどん取り込む事が出来ることは、ドラマーがドラムマニアをプレイすることの大きなメリットと言えるでしょう。

ドラムマニアからインスピレーションを得て自分のドラムに取り込みアレンジすることで、ドラミングのバリエーションを着実に増やす事ができるのです。

四肢独立の練習

toccata】などに代表される、いわゆるサンバキックというリズムパターンがあります。僕がこれに初めて向き合ったのもドラムマニアです。

僕が初めてこの曲をプレイした時は、どういう叩き方や踏み方をしたらいいのか、その規則性もわからず一瞬でゲームオーバーとなった記憶があります。

その後必死に研究や練習を重ねて、調子が良ければ頭を空っぽにしていてもフルコンボを狙えるようになりました。

この曲に出会えたことも、自分のドラミングに大きく影響を与えたと言えます。

この曲をゲームで練習したおかげで、実際のドラムを叩く時の“四肢独立”という概念が身に付き、ドラムのフレージングの幅を大きく広げることに繋がっています。

また、ドラムマニアXG以降では左足ペダルが追加されたことでツーバス譜面を再現出来るようになったため、ツインペダルを踏む練習も可能になりました。

何か一曲でもそういった曲を見つけて、ひたすらにゲームとして楽しみながら練習することで、実際のドラムにも良い効果をもたらす事ができます。

デメリットについて

デメリットについても少し触れておきます。

多くの方が言われているように、あまりにドラムマニアに偏りすぎるとおかしな癖が付いてしまう恐れもあります。

そして生ドラムというものは、叩き方の強弱や叩くポイント、ノリや呼吸、メンタル、その他にもゲームでは表現しようのない沢山の要素で成り立って音楽を形作るものです。

特に音の強弱やアクセントはドラムにとって非常に重要な要素で、それらはドラムマニアをプレイするだけでは身につくものではありません。

ドラムマニアの感覚でドラムを叩いてしまうと、ガチャガチャうるさいばかりの聞くに耐えない演奏になってしまう恐れがあります。

あくまでも、ゲームと本物は別物であるという意識は頭の片隅に置いておくようにしましょう。

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おわりに

とはいえドラムマニアというゲームは、ドラムという楽器に興味を持つための入り口としてはこの上なく優秀なものだと思っています。

僕自身もこのゲームがあってこその今があります。

ドラムマニアから本物のドラムに興味を持ってドラムを始める人が増えるのはもちろん嬉しいですし、逆に現役のドラマーさんたちがドラムマニアに興味を持ってゲームをプレイしてくれるのもめっちゃ楽しいですね。「あの○○って曲がいいよね〜」とか語り出してくれたら最高です!

ともかく、ゲームはゲーム、ドラムはドラムとしてそれぞれ楽しむのが一番ですね!

…いつかギタドラの曲を目一杯バンドで演奏してみたいな。

あきひと

スーパーで働きながら4歳の息子と1歳の娘を育てる二児の父。
ドラムとカクテル作りが趣味。
ドラム歴はなんだかんだで25年ほどにはなります。
主にドラム初心者さんに向けた記事を執筆。時々お酒や子育てのことも。

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