ドラム演奏中にスティックが滑る!飛ぶ!対策方法を考えよう。

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ドラムの話
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ここイチバンの舞台では絶対に起こしたくないミスのひとつ、ジェットスティック。

演奏中にテンションが上がって、カッコよくキメたいところで唐突に宙を舞うスティック…

ドラマーのあるあるです。

出来るならそんな悲劇は起こしたくないものです。スティックを飛ばさないための対策は常に考えておきましょう。

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正しい持ち方と日々の練習の積み重ね

美しいグリップは美しい音への一歩

まずは基本的な事ですが、スティックを正しく持ち、正しく振ること。これが第一。

日々の基礎練習を積み重ねる事でそれは身に付いていくので、基礎がしっかりできていればスティックを飛ばしてしまう頻度は少なくなります。

スティックを飛ばさないために

とは言えどんなに上手い人でも、スティックを飛ばしてしまうことは実際には多々あります。

では、そんな不運な事故を極力起こさないようにするための方法はどんなものがあるでしょうか。

セッティングを広めにとる

特に初心者のうちはドラムセットのセッティングの段階で、太鼓やシンバルの位置をキュッとコンパクトにまとめてしまいがちですが、できれば少し広めにセッティングするよう心掛けましょう。

そうすることで、太鼓のフチにスティックが当たったり、スティック同士がもつれてしまう可能性も少なくなります。

セッティングを広くとるということは、スティックを大きく振ることにもなり、結果的により良い音で太鼓を鳴らすことにも繋がってきます。

スペースに余裕がある限りは、適度に広くセッティングするのがオススメです。

自分の手に合ったスティックを使う

スティックが手から滑り落ちる原因のひとつとして、プレイヤーの手質とスティックの相性の問題があります。

手に汗をかきやすい人は、ナチュラルフィニッシュのスティック(ラッカー仕上げのされていない、ザラザラした質感のもの)の方が手から滑りにくいとされています。

逆にあまり手汗をかかないドライハンドの人にとっては、ラッカーフィニッシュ(ニスを塗ったように光沢のあるツルツルした質感のもの)の方が滑りにくいはずです。

どちらが良いかは人それぞれなので一概には言えませんが、スティックの滑りが気になる人は、いつもと違うフィニッシュのスティックを一度試してみると良いかもしれません。

滑り止めのためのアイテムを使う

滑り止めワックス

こちらは1つ常備しておけば、数十回は使えるため非常にコスパが良いです。

ワックスを使ったからと言ってベタベタしすぎることもなく、グリップ力がアップするのでスティックの振り心地が良くなり、ダブルストロークなどの細かい動きもやりやすくなります。

滑り止めテープ

スティックのグリップ部分に巻き付けることで、安定したグリップが得られます。

普段より軽めにスティックを握っていても手にフィットするので、コントロールしやすくなります。

また、テープを巻くことで弾力が得られ、指への負担が少なくなります。

特に初心者の方はスティックを振っていると指に水膨れができたりタコができたりしてしまいがちですが、そういったトラブルの軽減にも滑り止めテープは役立ちます。

また、はじめから滑り止めの付いたスティックも存在するので、気になる人はそういったスティックを一度試してみることもオススメです。

他にも滑り対策として、ドラム用グローブもありますが、個人的にはあまりオススメしません。

手に装着するだけでグリップ力が上がるのは良いのですが、デメリットも多いです。

  • 自分の手にフィットするものを見つけるのが大変
  • 細かいスティックワークがやりにくく感じる
  • 使うスティックによっては逆に滑りやすかったりもする
  • 長期間使っていると臭い
  • なんか見た目があんまりカッコよくない(個人的な意見です)

そんなデメリットなんて気にならないよ!って人ももちろん居ると思いますので、ご自分の状況に応じてドラム用グローブの使用を考えてみるのも良いでしょう。

スティックを飛ばしてしまった時のリカバリー

ドラマーたるもの、常に冷静であれ

どんなに上手い人でも飛ぶ時は飛ぶんだから、そうなった時に落ち着いて対処することが大切。とにかくパニクらないことが第一なのです。

たとえスティックを一本落としてしまっても、リズムの軸であるバスドラとスネアをブレずに叩きながら対処出来れば、楽曲の雰囲気を大きく崩さずに済む場合も多いです。

いつ何時スティックを飛ばしてしまってもいいよう、定位置に予備のスティックをセットしておきましょう。

予備スティックを常駐させておく事はドラマーの必須の心得です。

よくある方法として、スティックケースをフロアタムに引っ掛けておく というのが定番です。

普段使っているスティックケースでOK。いざという時にスティックを素早く取り出せるようにセットしておきましょう。

あきひと
あきひと

僕はいざという時に即座に対応出来るよう、同じ種類のスティックを何セットかケースに常駐させています。

そしてもうひとつ、金銭的に余裕があればオススメなのが「スティックホルダー」です。

シンバルスタンドなどに簡単にセット出来て、シンプルに見栄えもよくて気分もアガりますね。

光るスティックなんかをセットしておくと観客の目を引くことが出来て面白そうです。

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まとめと終わりに。

ドラムの演奏中にスティックを滑り飛ばしてしまう!ジェットスティックへの対策・対応について書いてみました。

  • セッティングを広めにとる
  • 自分の手の質に合ったスティックを選ぶ
  • 滑り止めのアイテムを使う
  • 飛んでしまった時に慌てず対応
  • 予備のスティックをセットしておく

プロでも良くあるトラブル。とにかく如何に冷静に素早く対処出来るかが大切です。

ロックなどではテンションが上がっていてそのまま素手でドラムをぶっ叩く!!という姿が逆にカッコいい…という場合もあるんですが、手や指を負傷する恐れがあるのでオススメはしません(笑

あきひと
あきひと

僕はそれでシンバルを血まみれにしてしまったことがあります。

ジェットスティック対策、常に頭の片隅に置いておきましょう!

おしまい!

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