【ドラム初心者】スネアの種類と違い。選び方のポイント。

広告

本ブログではアフィリエイト広告を利用しています

ドラムの話
この記事は約6分で読めます。

ドラムを始めて少しずつドラムのことが分かってくると、自分のスネア、欲しくなりますよね?

スネアはリズムの骨格ですもの。ドラムの心臓ですもの。やっぱりそこは自分の好みの音でプレイしたいですよね。

わかります。自分のスネアを持っているだけで、ドラマーとしてワンランク上の世界に踏み入れられるような感覚。ドラムを叩いている時の充足感が段違いですからね。

「スネアは欲しいけど、どんなスネアを選んだら良いのかがわからない…。」

そんな、初心者を一歩抜け出そうとしているドラマーたちのためのヒントをここで記したいと思います。

スネアの役割を考えてスネアを選ぼう

ドラムセットにおいて、スネアはリズムやビートの骨格を支える役割を担っていて、その音色は楽曲の雰囲気に大きな影響を与えます。

ドラムの演奏はアクセントやダイナミズムをつけることで曲の中に抑揚を生み出すわけですが、特にスネアはその役割が大きい楽器です。

そんなスネアの音色に最も影響を与える要素が「シェルの素材の違い」です。つまり、「スネア自体が何で出来ているか」が最もスネアの音に影響するのです。

ではスネアの素材にはどんなものがあって、それぞれどんな違いがあるのかを見てみましょう。

スネアの素材による音の違い

木製

画像クリックでサウンドハウス商品ページへ。

木製スネアは最もスタンダードなスネアで、暖かく深みのある中低音が特徴です。

多くの場合メイプルやバーチなどの木材が使用されます。

ジャズやポップス、アコースティックな音楽に適しており、自然な響きが特徴です。

金属製

画像クリックでサウンドハウス商品ページへ。

スチールやブラス、アルミなどから作られる金属製スネアは、明るくシャープな音色が特徴です。

ロックやメタルなどのジャンルで使われることが多く、ドラムの存在感を全面に押し出すような主張強めのサウンドが欲しい場合には金属製のスネアが活躍します。

特殊素材・合成素材

画像クリックでサウンドハウス商品ページへ。

木製や金属製の他に、アクリルやカーボン、樹脂から作られたスネアも近年人気を高めつつあります。

また様々な素材を複合的に使用し、それぞれの素材の良いところをミックスしたスネアも存在します。

素材によって特徴は様々ですが、音色だけでなく耐久性や機能性にもこだわりのある機種が多く、見た目も個性的なものが多いので、より個性を求めるドラマーさんは選択肢に入れてみましょう。

サイズの違いによる音の違い

スネアの音を決定づけるのは材質が最も重要な要素ですが、次に大切なのがスネアのサイズです。

口径

口径とは、スネアを真上から見た時の円の直径です。

基本的には口径が小さいものほど高くシャープな音、口径が大きいものほど低く深みのある音が鳴ります。

口径が14インチのものがスネアとしては最も一般的で、初めてスネアを買う場合は14インチのものを選ぶことを強くオススメします。

13インチや12インチといった小さめの口径のスネアもありますが、それらは2台目以降の飛び道具的なアイテムとして使われることが多いです。

スネアを長く使っていく上では必須となるヘッドやその他パーツの多くが14インチを基準に作られ販売されているので、14インチ意外のスネアだとそれらの選択肢がかなり制限されることになったり、入手に手間やコストが掛かる可能性が高いです。特に強いこだわりがない限りは、初めてのスネアは14インチを選んだ方が無難です。

シェルの深さ

シェルの深さにも様々ありますが、5.5インチのものが一般的。

基本的にはシェルが浅いスネアほど高い音、シェルが深いスネアほど低い音が鳴ります。

広告

スネアを選ぶ時の注意点

いざスネアを購入しよう!…となった時、勢いで買うのはちょっと待って!注意すべきポイントがいくつかあります。

経験者や専門家に相談する

楽器屋さんやドラム専門店で働くスタッフさんに相談しましょう。

楽器屋の店員さんの多くは楽器の経験者であり、知識も豊富です。相談してみれば、自分に合ったスネアを見つけるためのアドバイスをしてもらえるはずです。

予算内で最適なものを選ぶ

高けりゃ高いほどいい音が出る…というわけでもありません。

極端に安いものでなければ、スネアの音の良し悪しは演奏する音楽やプレイヤーの好みによるところが大きいので、一概に「これが良い音だ」と言い切ることは難しいものです。

予算内で品質の良いスネアを見つけるために、価格だけでなく性能や音質を出来るだけ比較検討するようにしましょう。

実際に試奏する

楽器屋さんで予算を提示して、その範囲内でいくつかのスネアを叩き比べさせてもらうことが出来ます。

実際にスネアに触れて叩いてみるとその音だけでなく、スネアそのものの質感や叩いた瞬間の打感も直接感じられます。

出来るなら実際のドラムセットに組み入れて試奏し、ドラムセット全体の中でスネアの音がどんなふうに聞こえるかを確認しておきましょう。

チューニングの重要性と影響

チューニングのやり方次第で低音域に深みを持たせたり高音域を際立たせたりと、スネアのチューニングはその音色や響きに大きな影響を与えます。

また、ヘッドやスナッピーなどを交換する事でもその音色が変化します。

スネアのヘッドの種類と違い【初心者おススメも紹介】

チューニングの方法を理解し、自分の求める音を出すための基礎知識を身につけることも、初心者にとって重要です。

まとめ

今回は、初心者がスネアを選ぶ上で大切な要素として「シェルの素材」「サイズ」をポイントに紹介しました。

それ以外にもスネアの音に影響する要素はたくさんあります。

スネアはヘッド、フープ、スナッピー、ラグなど、スネアは様々な部品が組み合わさって出来ている楽器です。

そのそれぞれが影響し合ってスネアの音が出来上がるので、何か一つを替えればもちろん音も変化します。

そしてそれをチューニングすることで各々のドラマーの好みや楽曲に適した音に調整することが、自分のスネアを持つことの醍醐味であり、楽しさでもあります。

今回解説した「シェルの素材」と「大きさ」は特にスネアのサウンドの根幹となっているポイントなので、まずそこを間違えないように抑えておきましょう。

サウンドハウス

スネアの音の良し悪しにある程度の基準はあれど正解はないので、自分がコレだ!と思える太鼓に出会えるまで、色々なものを試奏してみることをオススメします。

サウンドハウスなど、ネットで色々なスネアを探してみるのも面白いですが、楽器屋さんに行けばもちろん様々なスネアが展示されています。店員さんに話しかけてみて、まずは予算の範囲内で色々なスネアを触らせてもらいましょう。きっと快く試奏させてもらえますし、相談にも乗ってもらえるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました