ドラムの良いところのひとつは、スティックさえあればどこでも手軽に練習が出来ることです。
もちろんいつもスタジオでドラムセットに座って叩けるのであればそれが一番良いのですが、実際のところそんな環境に恵まれたドラマーは少ないと思います。
多くの場合、自宅などでのイメージトレーニングや基礎練習に費やす時間の方が圧倒的に多いのがドラマーのさだめ。
今回は、そんな自宅での練習の強い味方となる「練習パッド」についてご紹介します
「これから練習パッドを買って練習してみたいけど、どういう物があるのか分からない。どんなものを選べば良い?」
…と迷ってしまったら、一旦当記事を参考に自分に合ったものを考えてみてください。
ドラム初心者が練習パッドを選ぶ時の5つのポイント
特に初心者ドラマーが初めて練習パッドを買う場合に心得ておきたいポイントを解説します。
とにかく安い物を!という気持ちもわかりますが、後々に後悔しないためにも。
打感(リバウンド)の自然さ
初心者が最も重視したいのが「打感」です。
練習パッドによってゴムの硬さや反発力は異なり、跳ね返りが強すぎるものや、逆に沈み込みすぎるものもあります。
できるだけ実際のスネアドラムに近い打感のモデルを選ぶことで、変なクセが付きにくくなります。
価格だけで選ぶよりも、「長く使える打感か」を重視するのがおすすめです。
打感の違いはパッドの材質によるところが大きく、材質によるメリットやデメリットがそれぞれあります。
主な材質は以下の3種類。
ラバー

もっとも一般的でリーズナブルなのがこのタイプ。
適度な硬さとレスポンスで長く使っていけます。
静音性や振動はメッシュには劣りますが、総合的なバランスは◎
メッシュ

消音性に優れ、リバウンド感も心地良いので手や指への負担が少ないのがメッシュ製のメリット。
打感が心地いいのでスティックを振るのが楽しく、長時間練習しても肉体的にも精神的にも疲れにくいので、個人的にはかなり好きなパッドです。
ただレスポンスが良すぎるが故に、メッシュパッドでは出来ていたことが実際のドラムや他の練習パッドで叩くと出来ない!なんて事も起こり得るので注意。
とにかく普段の基礎練習を快適にしたい!というドラマーにはオススメ。
ドラムヘッド

スネアヘッドと同じ素材でできているので、見た目も打感もよりリアル。
ヘッドの張り具合をチューニングキーで調節可能なので、様々なシチュエーションを想定して練習ができます。
リムもついているので実際のスネアと同じ感覚でリムショットの練習も可能。
価格は他の物に比べて高くなります。
静音性をチェックする
やはり多くの方の住宅事情を考えると、静音性は大切になります。
特にマンション住まいなら騒音の問題は切り離せません。
夜間の練習や家族が寝ている時間などにも、打撃音には気を付けて練習する必要があります。
静音性を最優先するならメッシュパッドが最善の選択肢になりますが、それでも完全に無音なわけではなく、叩く強さによっては振動の問題も起こり得ます。
ご自身の住環境と、家族や近隣への配慮も加味して練習に取り組みましょう。
静音性を重視するならメッシュパッドのものが最優先候補に挙がりますね。
サイズは8〜12インチがおすすめ
練習パッドにはさまざまなサイズがあります。
初心者であれば、8〜12インチ程度がおすすめです。
このサイズであれば実際のスネアドラムに近い感覚で練習できます。
逆に6インチ前後の小さいパッドは、コントロール練習には適していますが、初心者には少し難しく感じる場合があります。
スタンドへの脱着が出来るモデルが便利
机の上に置いて練習することもできますが、スタンドに取り付けられるモデルなら実際のドラムセットに近い高さで演奏できます。
正しいフォームを身につけやすくなるため、長く続けることを考えるとスタンド対応モデルがおすすめです。
将来的に電子ドラムや本物のドラムセットへ移行する際にも違和感が少なくなります。
持ち運びやすさも意外と重要
音楽教室へ通う方や、スタジオへ持って行く方も多いため、軽量でコンパクトなモデルは使い勝手が良くなります。
収納ケースが付属しているモデルなら、持ち運びもしやすく保管もしやすいでしょう。
ドラム初心者におすすめの練習パッド
EVANS RealFeel

初心者からプロまで長年愛用されている定番モデルです。
自然な打感と耐久性の高さが魅力で、「最初の一枚」として非常に人気があります。
迷ったらまずこのモデルを選んでおけば間違いないでしょう。
YAMAHA TS01S

スタンド付きで販売されているため、購入後すぐに正しい姿勢で練習できます。
ヤマハらしい安定した品質で、自宅練習用として人気があります。

僕自身もコレを愛用してます!
TAMA TSP9

打感と静音性のバランスが良く、自宅での基礎練習に適したモデルです。
価格も比較的手頃なので、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめできます。スタンドは別売り。
まとめと終わりに
初心者なら迷ったら定番モデルがおすすめ
練習パッドは一度購入すると数年単位で使えるアイテムです。
数千円の価格差だけで選ぶよりも、打感や耐久性を重視したほうが結果的に満足度は高くなります。
特に迷った場合は、長年定番として支持されているEVANS REALFEELを選んでおけば、大きく後悔することは少ないでしょう。
練習パッドは毎日の基礎練習で使うものだからこそ、自分に合った一枚を選び、楽しくドラムを上達させていきましょう。
それでは!



コメント