年齢確認の意味と意義【お酒・たばこは20歳になってから】

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小売の話
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コンビニ・スーパー・ドラッグストアなど、お酒やタバコを取り扱っているお店で働いている人が気を付けなければならないのが、未成年への販売です。

「お客様、お若く見えますので年齢確認のできる身分証はお持ちですか?」というふうに伝えるとほとんどのお客様は身分証を提示してくれますが、中にはいるんですよね…逆上する輩

偉そうに投げるように免許証を渡してきたり、顔面ゼロ距離に押し付けられたりと、散々殺意が沸き上がる経験をさせられましたが、そういう奴に限って20歳になりたてのお子ちゃまなんですよね。

許してやろうじゃねえか…!寛容な精神で……!

賭博破戒録カイジ カイジ

20歳過ぎてるのに年確された!うざい!

…とかいう人もいるんですが、そもそもお店側は基本的に「20歳に見えるかどうか」ではなく、25歳以上に見えるかどうかという基準で判断していることが多いのです。(お店によっては30歳以上に見えるかどうかが基準のところも。)

そんな事情を知らずに「俺もう29なのにハタチ以下に見えるのかよ!」とか言ってキレないでくださいネ!

年齢確認でキレる人へ

実際にあなたが20歳を超えていたとして、たまたまお酒を買うときに身分証を持ち合わせていなかったとしましょう。

店員に身分証の提示を求められて、「今持ってないだけだから。」とか言って食い下がるのはやめてください。素直に受け入れて引き下がりましょう。

たとえあなたが20歳以上であっても、証明がなければ売るわけにはいかないのです。とにかく身分証明書を出せと。

年齢確認なし販売してしまうということは、ほかの人にも同じようにしてOKということに。次に同じように申し出てきた人が本当に20歳以上かどうかなんてわからないんです。

そうなると今後は20歳未満の人にも酒たばこを販売してしまうことにつながるので、あなたに売るということは未成年者の飲酒や喫煙を助長することになるのです

本当に20歳以上の大人であるならば、世の中全体への影響を考えて行動してね。

以前同僚が、「年齢確認にキレてくる人はそもそもメンタルがガキなんで売らなくていい。」と言ってたのを思い出します。

たとえ80歳でもコンビニのタッチパネルは自分で押せ

80歳なんて誰が見ても明らかにおじいちゃんなわけで、それでもコンビニのレジで年齢確認の画面タッチをしなきゃいけないのは上で述べた理由からだと思ってます。

「はい、私は20歳以上です」

というタッチボタンには

「私は20歳以上で、未成年の飲酒や喫煙を防止するために大人としての責任をもって健全な社会づくりに参加します。」

という意味が込められているのです。

50歳.60歳のおじさんが

「なんでワシがこんなボタン押さなアカンのじゃボケェーー」

とか言ってタッチパネルを叩き割る事件が起きたりもしていますが、そもそもなぜタッチパネルを押さなければいけないか想像することも出来ない“子供”には酒やたばこなんて売らなくて良いんです。

大人としての責任が全う出来ないんですから。

アレはただの年齢確認ボタンじゃないんです。「大人として社会への責任を持ちます」という意志を確認するボタンなんです。

未成年に酒・たばこを売ったらどうなる?

僕は法律の専門家ではないので詳しいことまではわかりませんが、もし未成年にお酒を売ってしまった場合、お店の人は50万円以下の罰金が課せられます。

またそのお店は酒販免許が取り消される恐れがあり、そうなるとお店の経営に深刻なダメージを被ることになるかもしれません。

1人の未成年にお酒を売ってしまうことで、そこで働く人たちの生活が大きく狂ってしまう可能性があるのです。

なので、未成年が酒たばこを買いに来るのは超迷惑なんです。

だから僕は未成年らしき人がお酒やタバコを買おうとする時は堂々と、

身分証明書を出さないのは迷惑です。あなたのために罰金払いたくないんで。僕の人生壊さないでください。

という気持ちを全面に押し出しながら毅然と対応させてもらいます。

終わりに

身分証の提示を求めると逆上するタイプの人間は、もはやお客様として扱う必要はないとすら思います。

そういうタイプの人に当たったらすぐに警察を呼んで、あとは警察が来るまでその客が何を言おうが放っておくのが良いでしょう。

まともに対応する必要はありません。

従業員とお店に対する迷惑も考えられず、社会に対する責任も持てない“子供”なんですから。

小売店で働く店員さんは何よりもまず、自分の人生を守るために年齢確認はしっかりやっていきましょう。

おしまい!

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