業務スーパーで見つけた謎お菓子【ソアンパプディ】って何だ

先日、またも業務スーパーにて未知のお菓子に遭遇。

その名も【ソアンパプディ】

生粋の日本人の僕には全く見たことも聞いたこともないお菓子。

いや、一応お菓子コーナーに置かれていたのでお菓子だと思い込まされているが、本当にお菓子なのかは定かではない…。

「ソアン・パプディ」なのか「ソアンパ・プディ」なのか、もしかしたら「ソア・ンパプディ」なのか…それすらもよく分からない未知の食べ物。

味も食感も全く想像がつかない…。

…よし、じゃあ買って帰ってじっくり観察してやるしかないな！

ソアンパプディって何やねん

とまあ、日本で生まれ育った僕たちには全く馴染みのないモノなんですが、パッケージの表記によれば「インドの伝統菓子」とのことですね。

「伝統菓子」ということは、日本で言うところのお煎餅とかお饅頭的なポジションのお菓子なのかな？

うーん…さすがにインド人の友達も知り合いもいないのでよく分からない。ここはGPTちゃんに訊いてみましょう。

ほーん…。団子かぁ。

若者が好き好んで日常的に食べる感じのモノではなさそうな。

お年寄りの家の戸棚には必ずストックされている謎のお菓子…みたいなモノなのかもしれませんね。

おばあちゃんちに遊びに行ったら、戸棚にソアンパプディしかなくてちょっとガッカリした気持ちになるインドの少年…が目に浮かびます。

原材料や成分を見てみる

実食の前に、まずはパッケージ裏面を観察。

なるほど、見る限りかなり甘そうな印象です。

「ひよこ豆やナッツの香ばしさと、さわやかなカルダモンの風味をお楽しみください。」とあるので、スパイシーな味わいが好きなら良いのかも。

開封の儀

さてさて、開封していきましょう。

外箱を開けると、こんな感じで銀色の内袋に入っています。

それを開けるとこんな感じ。なかなか厳重に包装されているようです。

プラスチックの蓋が付いているので、一度に食べ切らなくても蓋をして保存しておける親切設計。

フィルムをめくって、いざご対面…。

…おや？

なんか、思てたんと違う…。

パッケージの写真のような、鮮やかに表面に散りばめられたピスタチオはいずこ？？

綺麗に成形されたキューブ状の姿は？？

「内容量12切れ」の表記とはいったい…。

いや待て…。よく見るとうっすらと切れ目が入っているじゃないか。

ああなるほど、フォークとかで突き刺して取り出して食べる感じね。理解した！

おい。

サクサクし過ぎてまともに突き刺せねぇし取り出せねぇよ！

「内容量12切れ」とはいったい…

パッケージのように美しく取り分けるのはほぼ不可能。夏祭りの屋台の型抜きのほうがまだ簡単なレベルだと思い知る…。

とにかく食す

形や見た目はまぁ、どうだっていいんです。肝心なのは美味しく食べられるのかどうかなのです。

キレイに取り分けるのは諦めて、この荒廃した大地のような物体を掬い取って食べていきます。

ザクザクとフォークでほじくってなんとか掬い取れた破片を口へと運ぶ。（スプーンの方が食べやすいなコレ。）

…甘い！

一口頬張ると、まるで綿菓子のようにサッと溶けて口の中にふわりと広がる甘さとスパイシーなカルダモンの香り。

そして後からほのかに追いかけてくるピスタチオの風味。

うむ。

思ってたよりうまいんじゃないか？これ。

特に甘い物が好きな人や、カルダモンとかのスパイシーな香りが好きな人には刺さりそうです。

しかし、一つ問題が。

えー、実は僕自身がシナモンとかカルダモンとかのスパイスがあまり好きではないんですよねぇ…。

口に入れた瞬間の綿菓子のような甘さと口溶けはよかったんですが、その後に来るカルダモンの香りがあまり…。

この香りが日本人にとっては賛否の分かれるところではないでしょうか。

もしソアンパプディを日本人向けにチューニングして販売するなら、もう少しカルダモンを控えめにしたほうが受け入れられやすいかもしれません。

チョコやキャラメルで味付けすれば日本の子供たちにも受け入れられそうです。

あとは見た目をもう少し整えて、初めからカットされていたらいい感じかも。

まとめと終わりに

業務スーパーで見つけた謎お菓子【ソアンパプディ】を食べてみました。

日本では馴染みのないお菓子なので、見かけても手に取ることに少し躊躇してしまうかもしれませんが、甘い物が好きなら一度試してみるのはアリです。

2024年1月1日現在、お値段は348円（税込375円）と少しお高めではありますが…

【ソアンパプディ】は全国の業務スーパーで販売中（のはず）。

もし店頭で見かけたら手に取ってみてください！（取り扱いのない店舗もあるので、なくても店員さんを責めないでね。）