【激安】絶対にオススメしないドラムセット 【買ってはいけない】

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ドラムの話
この記事は約7分で読めます。

ドラマーなら誰しも、自分のドラムセットを持つことを一度は夢見るものですよね。

しかし実際にドラムセットを購入しようとすると、演奏環境を確保するのが困難である点もさることながら、シンプルに高額であるということが購入のハードルになりがちです。

金銭面でドラムセットの購入を諦めざるを得ない、そんなドラマーたちにとっての希望の光のように見せかけた蜘蛛の糸。それがこの記事のテーマの激安ドラムセットです。

この記事で特に初心者ドラマーの方々にお伝えしたいのは、音楽雑誌の広告欄とかに載っている、聞いたことないようなメーカーのドラムセットが5万円とかで売ってるやつ。しかもめっちゃ豪勢な感じのやつ。あれは絶対やめとけって話です。

あきひと
あきひと

僕もドラムを始めたころ、音楽雑誌の広告欄に乗ってる安いドラムセットを見て心躍らせてましたよ。ツーバスのフルセットがシンバル類も込みで5万円とかで買えたりするの。今思えばそんなのありえないってことはすぐにわかるんですが…。

こういう雑誌の広告欄とかによく載ってた

近年ではそういった雑誌広告を見かける機会も減ったのですが、今でもネットを探せば少なからずこういう激安初心者セットが見受けられます。

中途半端なお金を出して粗大ゴミを買うようなもの。長くドラムをやっていきたいなら使い物にならないオモチャ。

あきひと
あきひと

ドラムっぽい物の雰囲気だけ楽しみたいとか、とりあえずドラムセットの形をしているモノで練習がしたいのならまぁ…ね。

今回は、そんな粗大ゴミドラムを買ってガッカリしてしまう被害者を1人でも減らしたいと思ってこの記事を書いています。

また当記事では「どうしても自分のドラムセットが欲しい!」と嘆く初心者ドラマーさんのために、どのようなセットを選ぶべきかを紹介します。

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使い物にならない、ドラムのような何か

ネットで「ドラムセット 安い」などと検索するといくつかの候補が出てきます。

そのなかでも、群を抜いて安いドラムセットが見受けられます。ドラムの経験があまりない人にとっては一見リーズナブルに思えるかもしれません。

しかしそんな爆安ドラムは、やはりどうしようもないクソセットである場合が多いです。

音の悪さや質感の悪さは言わずもがな、部品が外れたり壊れたりと、ドラムという強い衝撃が常に与えられる楽器の造りとしてはお粗末すぎて話にならない場合さえあります。

これでは快適な音楽ライフを送るどころか、ストレスの元にしかなり得ません。

僕自身はそういったフルセットを買ったことはないのですが、友人が買ったものを叩かせてもらったことがあります。

まだドラムを始めたばかりでドラムの良し悪しが良くわかっていない頃の僕でさえ、
「あ…これはダメだ。」とすぐに気づけるクオリティのセットでした。

PearlやYAMAHAなどの有名なメーカーのモノであれば確かに初心者にもオススメ出来るのですが、やはりそういうものはそれなりのお値段になるので、金銭面でそれなりの覚悟が要ります。

セットに限らず、スネアやシンバルなどの単品にも気を付けて

僕自身の経験として、某メーカーの激安ライドシンバルを購入したことがあります。

通常ライドシンバルとして使う20インチ程度のシンバルであれば、安くても2万円程度はするものですが、当時僕が買ったのは4千円ほどのもの。

届いたシンバル(の形をしたもの)を軽く叩いてみて、その質の悪さに絶望しました。

まるでただの鉄板でも叩いているかのような「ガイーン」と言う、汚い音。

シンバル本来の芯のある美しい音とはかけ離れた、単なる工業的な雑音のようなサウンド。

「変わった音のエフェクトシンバル」としても使う場面が思いつかないただの騒音。

どうしようもない、ただの円盤型の金属に4000円払ってしまったという後悔しかなかったです…。

ああいうクソシンバルはもう、加工してシンバル時計にしてしまうぐらいしか使い道がなんじゃないかな…。

まともに使えるドラムセットを揃えようと思うと、最低でも総額10万円程度はかかる。

近年では優良なドラムメーカーの企業努力の甲斐があってか、安くてもエントリーモデルとしてしっかり使えるような質の良い楽器が増えてきました。

しかしながらそれらのセットも、ドラマーが一般的に求めるドラムセットとして使用するためには、必要な機材を買い足す必要があります。

キックペダルやシンバル類、その他ハードウェアなどがその一例です。

例えばこちらはYAMAHAのエントリーモデルのセットですが、一見すると5万円程度でフルセットが販売されているように見えます。

しかしこちらのセットにはシンバル類やシンバルスタンド、ハイハットスタンド、スローン、キックペダル等は付属していません。

あくまでもバスドラムやタムなどの太鼓類だけでの販売になっているのです。

最低限ドラムセットとして運用するためには、まだまだ多くの物を買いそろえる必要があります。

それらを全て揃えていくと、少なくとも総額10万円ぐらいは超えてくることになるでしょう。さらに色々な物こだわるのであれば20万円、30万円も超えてくることは覚悟しなければなりません。

変なセットを買うぐらいなら電子ドラムを買った方がいい

どうしても自分のセットがほしい!だけど予算にも限りがある…のであれば電子ドラムを買うことも検討しましょう。騒音の問題を考えても、そちらの方が現実的な場合が多いです。

電子ドラムにも価格・品質はピンキリありますが、10万円前後でも初心者におすすめ出来るものはあります。その一例をご紹介。

あきひと
あきひと

電子ドラムを選ぶ上で絶対に外せないのが、3シンバル構成であること。

本格的にドラムに取り組みたいなら2枚構成のセットでは後々かなり困ることに。

他にもこだわりたいポイントはあるけど、それだけはマスト!

Donner DED 200X

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10万円を大きく下回る5万円台で結構いい感じのものが手に入ります。(同等のクオリティの国産メーカー品を買おうと思うと10数万円ぐらいが相場。)

メッシュパッドのため静音性に優れ、リバウンド感も良好。

クラッシュシンバル×2枚とライドシンバルが1枚の3シンバル構成。

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安心の国内ブランドで品質・サポート◎

メッシュパッドで静音性も良し。

もちろんシンバル3枚構成。

価格は10万円を超えるので、ここにお金を投資できるかがネック。

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リーズナブルなドラムセットを買うならサウンドハウスは外せない

サウンドハウス

ネットで楽器を買うならば見ておいて損はない(というか確認必須級)なのがサウンドハウスです。初心者からプロまで、必要な楽器はまずココをチェックしたい楽器通販の最大手。

このサウンドハウスが独自に展開しているのがPLAYTECH(プレイテック)という自社ブランドで、初心者に向けたエントリーモデルの楽器を数多く展開しています。

PLAYTECHの最大の特徴は、なんといってもその価格の安さ。

ドラムセットも様々なカラーバリエーションが用意されており、セール時であれば税込み39800円という値段でドラムセットが買えてしまいます。

スローン(イス)、ペダル、シンバル、スティックまで全て揃ってこの価格で買えて、初心者がある程度使っていけるものはなかなか他では無いでしょう。

中級者以上には物足りなくなってくる…

プレイテックのドラムセットは、初心者がドラムに慣れ親しむためには非常にコスパのいい製品ですが、中級者以上のドラマーが本格的にライブなどで使っていくには心もとないと言わざるを得ません。

初期状態のままだと太鼓類の音の伸びやシンバル類の音質が気になってきますし、そもそもシンバルの枚数を追加する必要も出てきます。

ペダルやハードウェア(シンバルスタンド等)も、しっかりとしたものに交換したくなるはず。

そのそれぞれに対処するために、スネアのヘッドを交換したりミュートを試してみたり、ドラムに関する様々な知識と経験を身に着けていくことになるでしょう。

そういった意味でもプレイテックのドラムセットは初心者ドラマーにとって必要な体験を与えてくれるものだと言えますね。

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おわりに

まぁ結局、ドラムセットを買うのなら出来るだけ名の知れた有名なブランドのモノを買いましょうね。っていう話です。

PearlとかTAMAとか。(音楽素人だとしてもYAMAHAとかは聞いたことぐらいはあるはず。)

せっかくドラムを始めた人たちが低品質なクソドラムセットを掴まされた挙句、ドラムという楽器を諦めることになってしまうとすごく勿体無いし、悲しいです。

ドラムセットの購入は、多くの人にとってそれなりに大きな買い物のはず。

人によっては一生の付き合いになり得るものだと思います。

だからこそ、ちゃんとググったりして調べて、出来るだけ試奏もして、自分で納得のできるものを買ってほしいと願います。

この記事がこれからドラムを始める人や、ドラムセットを買いたいと思う人たちの一助となりますように…。

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