ドラムを始めたのはいいけど、何をやればいいか分からない!どんな曲を練習したらいいのか分からない!
ドラム初心者にオススメの曲教えて!
という人もいるかもしれません。
僕は基本的には「やりたい曲をやるのが一番良い」と思っていますが、それでも「何か目標が欲しい!」という人のために、簡単でカッコ良い曲とそのポイントをご紹介します。
日曜日よりの使者/ザ・ハイロウズ
簡単で盛り上がれる曲と言えばまずはこの曲。ドラム初心者というよりバンド初心者にオススメしやすい曲です。
どの楽器パートもシンプルで覚えやすく、基礎を練習すればすぐにチャレンジできる曲ですね。
ドラムに関しては、ミドルテンポのエイトビートとシンプルなフィルインができるようになれば一曲通して叩けるはずです。
ちょっと難しいポイントは、冒頭部分からドラムや他の楽器が一斉に曲に入る部分のフィルイン。
これに関してはある意味この曲で1番のドラムの見せ所でもあるので、頑張って練習しましょう!
曲を通してシンプルなぶん、慣れてくればフィルインを入れる余地がたくさんあるので、好きなようにアレンジしてみるのも楽しいですよ。
Rhapsody in Blue/DA PUMP
同じく、全編を通してエイトビートを叩き通す曲です。
ミドルテンポのエイトビートではあるのですが、この曲はダンスミュージックの色味が強いので、よりタイトで力強いビート感が必要になります。
MVでDA PUMPの皆さんがキレのあるダンスをしているように、ドラムもシンプルながらキレのあるビートが求められます。
スネアの一打一打を力強く打ち出すイメージで1小節ずつシャキッとしたドラムを心がけて叩くとイイ感じに聴こえます。
この曲は、小手先のテクニックよりもズッシリと安定感のあるビートという、ドラマーにとって重要な要素を磨くのにうってつけです。
シンプルだけど確実に初心者の成長に繋がるはずです。
(僕自身ドラムに興味をもった中学生の頃、この曲を聴きながらエイトビートの練習をしていました。)
winter fall/L’Arc〜en〜Ciel
L’Arc〜en〜Cielのライブ映像を見ると、派手なドラムセットでたくさん太鼓がセットされていて何が何だか分からないと思われるかもしれませんが、実はこの曲スネアしか叩いてません。
いや、正確にはスネア・ハイハット・バスドラム・シンバル の4つですね。
あんなにたくさんあるタムやらフロアタムやらを一切使わなくても、カッコ良く叩ききれてしまいます。
基本のエイトビートと様々なフィルインで構成されていますが、その全てがそんなシンプルなセットで鳴らせるように色々なテクニックが詰め込まれています。
この一曲でロックドラムの基本はだいたい抑えられるように出来ているんじゃないでしょうか。
いろんな技術を身につけたいと思うなら、チャレンジしてみる価値がある曲だと思います。
ROSIER/LUNA SEA
いやまぁ、正直この曲はホントに初心者がいきなりコピーしたいというのは厳しいかもしれません。
しかしこの曲、ご本家LUNA SEAのドラマーの真矢氏も、「高校生などの比較的初心者の人でもコピーしやすいように叩いている」と公言されています。
結構速い4ビートで成り立っているのでまずその速さに慣れなければいけませんが、随所に入るシンコペーションや、リズムの半落ち、ラストのスネア連打…など、ロックドラムのお手本となるパターンが盛りだくさんの構成になっています。
速さに対応するための筋肉の使い方や脱力を学べるので、この曲のテンポで叩けるようになれば、だいたいのロック曲には対応出来るようになるはずです。
(たぶん僕もラストのスネア連打はシンドい)
やりたい曲をやるのが最良
う〜ん、年代がかなり自分の青春時代の曲に偏ってしまいました(´・ω・`)
比較的最近の曲で言えば、あいみょんのマリーゴールドとか、髭男のPretenderとかも良いんじゃないかとは思うんですけどね。
とはいえやっぱり僕が思うのは
やりたい曲をやるのが一番いい
ということ。
結局自分の好きな曲を演奏するすのがモチベーションも上がるし、ドラムそのものにも興味が湧くのですよ。
好きな曲ほど完璧に演奏したいと思えて、細かい部分にまで注意できるようになり、上達の速度も段違いになります。
確かに、曲によっては初心者には厳しいものもあると思います。
そんな場合は好きなアーティストの別の曲を練習してレベルアップしてから、また改めて挑戦すればOKです。
幸い今の時代、ちょっと検索すれば本家のライブ映像や、上手い人の「叩いてみた動画」を見れたりします。
文明の利器をガンガン利用して、技術を直接見て聞いて盗んで、上達への道を歩んでいきましょう。
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