てぃ先生の本から学ぶ子育てのアイデア

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子育て・教育
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先日、本屋さんをブラブラしていると目に留まったこの本。

『カリスマ保育士てぃ先生の 子育てで困ったら、これやってみ!』

てぃ先生は、YouTubeでもご活躍されている有名な保育士さんです。

お恥ずかしながら僕は何度かこの方のYouTube動画を視聴したことはあったのですが、「てぃ先生」と名前までは存じ上げていませんでした…。

子育て真っ最中で日々子供たちと格闘している身としては、少しでも毎日が楽に過ごせるよう何かプラスになる事があればと思い即購入しました。

日常生活で困った時の「こういう時はこうしてみたら良い」という具体的な方法が、全10章・135項目に分けて紹介されていて、そのどれもがすぐに実践できるようなかたちになっています。

この本を読むと、普段自分が子供に対して何気なくとっている行動や言動の間違いの多さに気付かされますし、「こういうやり方の方が子供にとって良いんだ」という気付きを与えてくれます。

今回はこの本の中から、僕が実際にやってみて「いいな」と感じたものを5つご紹介します。

着る服を自分で選ばせてあげる

子どもが「やだ!」と服を着てくれない場合、あらかじめ2.3種類の服を出しておき

「どっちにする?」

と選択させてあげると、「着る」という前提で話を進められるうえに、「自分で選べる」ということがなんでも自分でやりたい子どもの気持ちをくすぐって、満足につながりやすい。

この方法は我が家でも以前からなんとなく使っていたんですが、本書で紹介されているのを読んで、「良かったんだ。」と再認識しました。

うちの場合は、タンスを開けて「今日はどれ着る?」とか聞いてみることが多いです。

それまでなかなかお着替えモードになってくれていなくても、自分で選べるとなるれば「うーんと、これとこれ!」みたいな感じで手に取ってお着替えを始めてくれることがほとんどです。

同じ要領で、お風呂に入るのを嫌がる時も、「(お風呂で使う)おもちゃどれにする?」とか、「ガーゼ選んでね。」というふうにお願いすると自ら進んでお風呂場に行ってくれるようになりました。

あいさつが習慣になる小さなステップ

「あいさつしなさい!」と叱るよりもゲーム形式でできるようするほうか早い。

特に効果を感じたのは、登園時に保護者が「今日は先生に聞こえないように小さな声で『おはよう』って言ってみようよ。」と子どもへ提案をするもの。

我が家では毎朝子供と一緒に近くのコンビニに寄ってから公園に行くのが日課になっています。

そのコンビニで顔馴染みの店員さんにちゃんとあいさつができるようになるにはどうしたら良いかなと思っていたので、この方法を試してみました。

お店に入る前に「小さい声で『おはよう』って言ってみてね。」と子供に伝えておくと、本当に小さい声で「おはよう」と言ってくれるようになりました。

それを数日繰り返しているうちに、何も言わなくても毎朝コンビニに行くたびに「おはよう」が自分から言えるようになりました。

同じようなやり方で、お買い物した時の「ありがとう」や、帰る時の「バイバイ」も言えるようになってきました。

お友だちと「好き」が共感できる、大人の問いかけ

「このおもちゃのどんなところが好き?」

と聞いてあげて

「そうなんだ!きっとお友だちもこのおもちゃ好きなんだね 

と付け加えるだけで反応がまるで変わる。

うちの子はトミカが大好きで、よく公園に持って行って滑り台で走らせたりして遊んでいるのですが、そんな姿を見たお友だちが物欲しげにしている時があるんです。

そんな時に「そのトミカ貸してあげて。」と言ってみても、あまり良い顔をしない場合があるんですよね。

場合によっては「イヤイヤスイッチ」が入ってしまい、絶対に渡すまいと死守する体勢に入ってしまいます。

そうならないためにも、お友だちと良い関係を作っていくためにも、この方法はとても良いと思います。

ただ単に「貸してあげて」と言うよりも、このように言い方を変えると「好き」を共感できるようになって、本人も気持ちよくおもちゃを貸してあげる事ができるようになりました。

叱る時は遠くから。褒める時は近くで伝える

「近くでほめて、離れて叱る」

これは確かに、意識しておかないとその逆をやりがちですね。

子供が何か悪いことをしたときは近くで大きい声で叱ってしまったり、良いことをした時に近寄らずに「すごいねー」と言ったり…。

子供にとって、近くでヨシヨシしてあげたり抱きしめられたりして褒められるほうがうれしいし、叱られる時には少し離れた位置の方が威圧感が減ってストレスになりにくく、話も頭に入ってきやすいのです。

今後子育てしていく中で褒めたり叱ったりする機会が数えきれないぐらいにあるはずなので、これを意識して、できれば近くで褒めることをたくさんしてあげたいですね。

「見ていない」のではなく、「見えていない」

6歳で視野は左右90度、上下70度。

(大人は左右150度、上下120度)

交通安全の「右見て、左見て」の首振りが大きいのは大げさでなく、本当に見えないから。

これに関しては全然考えたこともなかったのですが、確かに子どもには大人が見えているように物が見えているわけではないのです。

6歳でもこの程度の視野だということは、1歳や2歳だともっと視野は狭いはずです。

「ちゃんと前を見て歩きなさい。」と注意してあげることも大切ですが、僕たち大人が少しオーバーに見本となる行動を示してあげる必要があります。

これは子供の心と身体の発達もそうですが、要らぬ事故で大きな怪我をしない(させない)ためにも大切なことなので、本当に気を付けていきたいですね。

さいごに

この記事では、この本の中で僕が特に気になった項目を5つ紹介しましたが、まだまだたくさんの子育ての方法やアイデアが詰め込まれています。

「よし、これは実践出来ている。」と思うものから、「え、そんなやり方があったのか!」「うわー、これやっちゃってるわ〜」と考えを改めさせられるものまで、子育てママ・パパにぶっ刺さる本です。

文字数もそれほど多くなくて読みやすい本なので、子育て世代なら読んでおいて損は無いかと思います!

うちの子はまだ2歳と0歳なので、この本の内容の全てに当てはめられるわけではないですが、これからも成長していく過程において使っていけるテクニックが沢山詰まっていると確信しています。

この本を読んで、てぃ先生のYouTube動画にも興味が溢れてきたので、チャンネル登録して勉強させてもらおうと思っています。

このブログを読んでくださった子育て中の皆さんも是非、てぃ先生の動画で色々学んでいきましょう。

おしまい!

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